
船舶客室:空気音とパネルの放射
客室のこもり音は機関室由来の場合も、パネルの振動が室内に放射する場合もあります。制振が対象とするのは後者の経路のみです。
2つの伝搬経路
停泊時、機器単独運転時、航行時を比較し、扉の隙間や通風経路を通る空気音と、機器の取付や船室パネルを通る固体伝搬音の2経路で調べます。
制振は固体伝搬に対応
制振は船室の板材(パネル)などの構造振動に用います。吸音、遮音、および防食・耐湿・難燃の要件は、型式資料と案件仕様で別途確認します。
船室パネルの試験施工
代表的な船室パネルで試験施工を行い、素地処理、ロット、塗布位置、乾燥条件を記録し、塗布範囲が振動部位に対応しているか確認します。
同一条件での検証
機器状態、負荷、測点を揃えて前後を比較し、必要に応じてパネルの振動も同時に測定します。判断は実測値によります。
客室の問題が停泊中か航行中かをお知らせのうえ、騒音位置と船室パネルの資料をお送りください。