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原理と評価

水性制振塗料の仕組み

水性制振塗料は、粘弾性を持つ高分子層で振動エネルギーを熱に変え、音波もある程度吸収・遮る働きをします。


振動:エネルギーを熱に変える

塗膜中の高分子は弾性と粘性の両方を持ちます。パネルが振動すると塗膜も一緒に変形し、内部摩擦が振動エネルギーをわずかな熱に変えるため、振動の振幅が小さくなります。塗膜には柔軟性があり、構造の変形や変位にも追従できます。


騒音:吸収と遮断

高分子は音波のエネルギーを吸収して熱に変えます。塗料には通常、粒子や繊維などのフィラーが含まれ、音波を散乱・吸収します。フィラーの種類や形状は必要に応じて調整できます。表面に密着した塗膜は、その面を通る騒音の伝達や反射を減らすのにも役立ちます。


使い分けのポイント

制振と遮音は別のものです。制振層が主に下げるのは、パネルの振動と、それが放射する騒音です。実際の効果は基材、塗膜厚、周波数帯域、温度によって決まるため、試験片での確認が必要です。

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